2004年06月24日

たまにはネイルを

nail_040624.jpg10数年以上の古い友達Dちゃんから、「キャンペーン期間中だけネイルが安くなるから、今度一緒に行こうよ」と誘われたのは5月も終わろうとしてた頃。”手羽先が食べたい”とリクエストして行った「鳥良」でビール片手に話がはずむ。



私は今までネイルサロンとやらに行ったことがない。爪がもともと弱いのもあって、”爪にお金をかける”ということにメリットを見出せなかった。そりゃ、キレイに爪を手入れしている人を見て、「素敵〜」とは思うものの、1本1000円〜とか500円〜とか言われると、頭ん中でテケテケテケテケチーンと電卓が叩かれ、口からは「また今度にしよう」という言葉が出てくるのだった。また、何度か自分で塗ってみたこともある。が、やり方が雑なのかせっかちなのか分からないが、すぐグニィとかウニィとかなってしまう始末。

(やっぱり私には、キレイなネイルなんて無理なのかも。)心の中で半分諦めが入る。

(それに、主婦業をしていると、爪なんか気にしてられないことも多いしさ。)と自分を納得させる。

しかし今回、Dちゃんの話を聞いてみると、ネイルが半額で2000円だというのだ。それに、私は友達の結婚式が6/26日に控えている。今このチャンスを逃せば、私のネイルサロンデビューは永遠にやってこない!気がした。



−−− 今だ! −−−−



私はそう確信し、後日話をくれてたDちゃんに連絡をとった。「連れてって」、と。彼女は快くOKしてくれ、ついにその日はやってきた。ドキドキのネイル体験である。



表参道にあるお店で会ったネイリストMさんはとっても感じが良い。案内されるがままに席に着く。Dちゃんは”普段仕様”、私が”結婚式仕様”ということでまず私が施術をうけることになった。

まず、初めに甘皮を柔らかくする液体が塗られた。そしてしばらく置いた後、甘皮の処理が始まる。もちろん私にとって甘皮の処理なんて初めてだ。



じょ:「甘皮ってどうやって生えてくるの?」

ネM:「爪が伸びた分だけ甘皮も出てきます」



友D:「なんで甘皮があるんだろう?」

じょ:「皮膚と爪の間から細菌が入らないようにじゃない?」

ネM:「その通りです!」

ネM・友D:「すごーい」

じょ:「言ってみれば、鼻毛みたいな役割かぁ」



じょ:「ところで爪の横から時々生えてくる細くて触ると痛いアレは何?」

ネM:「あれは小爪と言います。生えてきちゃうのはショウガナイので、その都度切るしかないですね」

じょ:「そうなんだ・・・じゃぁ、この大きな部分は大爪って言うんだね!」


ネM:「そこは・・・普通に”爪”でいいです」



会話も楽しくはずみ、どんどんと爪がキレイになっていく。アイスの木の棒のようなものと、不思議な形をした爪きりの変形版ハサミのようなものですっかりと私の甘皮は取り除かれた。そこに爪の美容液を塗られる。

この美容液は本当に爪には良いみたいで、つければつけるほど良いのだという。私の爪は少し伸びるとすぐ雲母のようにはがれてしまう。2枚爪、というのかな。それにも効果があるらしい。ただ、甘皮の処理をしてないと、爪に浸透しやすく効果も現れにくいらしいのだが。



その後、ハンドマッサージが始まる。とっても気持ちイイ。キーボードやマウスの触りすぎで疲れた手が癒されていく。そして、ホットタオルでゴシゴシしたら、ネイルケア終了。塗ってなくても素敵なおててに大変身。すっかりなんだかもう満足なんだけど、まだまだこれから。塗り塗りしてもらわなきゃ。



nail_040624_2.jpg結婚式の時に羽織るショールのピンクに合わせて、ベースの色をピンクにする。ちょっとラメが入った光沢のある色。ズラリと並んだネイルアートの見本を見せてもらって、ポイントで入れてもらう絵を決める。ポコっと盛り上がったお花の柄を左の薬指、右手の人差し指と小指の3本にアートしてもらうことになった。

この3本が「バランスが良い」だそうな。プロが言うのだから、素直に従う。



「はい、そのバランスの良いのでお願いします。」



丁寧にベースを縫った後、カラーがに2度塗りされる。そして、お次がお花の絵。一体どうやって書くんだろう?と思っていたら、不思議な色の付いた粉を何か不思議な液体で湿らせた筆でチョンチョンととって、爪に置く。その頃にはその粉は水分を含んで粘土みたいな形状になってる。それを器用に筆先で形を作るMさん。かなり細かい作業だ。「そうやってお花が出来ていくのか!」と感動と感心の連続である。キラキラ光るストーンを巧みに散りばめて、私のネイルアートは完了だ。

アートした指にはUVカット入りのトップコートを、それ以外には普通のトップコートが施される。今回アートに使った素材が紫外線に浴びると変色してしまうというのに対しての配慮だ。

最後に再び美容液を甘皮部分に塗られ施術終了。私のデビューは完結した。



一言で感想を言うと、大満足。自分の指先を眺めるのがこんなに楽しいだなんて。

ネイルアートにはまる人の気持ちが、今ならとってもよく分かる。



今回勉強になったのは、

爪は呼吸してないってこと。だからマニキュア自体はそう悪いものでもないらしい。


だけど、除光液が皮膚に触れるのが一番良くないらしいから、なるべく気をつけながら取るということ。



今まで、爪は呼吸してると思ってたし、弱い爪はカルシウム取ればいいって思ってたし、マニキュアを取る時はコットンに徐行液を存分に含ませて、皮膚部分に触れようが触れまいがお構いなしだったよ。

キレイになった上に、賢くなってしまった。



自分にゆったりとした時間とお金を使ってとっても優雅な気分。ネイルサロン、また行きたいなー。

posted by JOJO at 21:58| Comment(2) | 美容と健康
この記事へのコメント
たまには、主婦もお洒落しなくっちゃね!!
爪がキレイになると、何故か普段着でもとっても
お洒落した気分になったりするから、不思議よね♪

とってもキュートなお花のネイル。
今度、私もやってもらおー!
Posted by DEN at 2005年02月13日 11:52
連れて行ってくれてありがとう!
あれからちょっとネイルに目覚めて
短かった爪を伸ばして自分で頑張ってマニキュア塗っているよ!

またそのうち行こうね〜
Posted by jojo at 2005年02月13日 11:53
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