レーズン入り食パン
愛用しているパン焼き器。すっかりスキムミルクの代わりに生クリームを入れるレシピの虜になっているんだけど、最近のブームはレーズン入り食パンだ。
レーズンの酸味と甘味が特徴のパン。そのままで何枚でもいけちゃいそうなパン。
卵を使う為、予約セットが出来ず夜焼く。お風呂から上がる頃にはすっかり家中パンの焼けた良い香りに包まれている今日この頃。

私:「明日の朝は手作りパンがあるしー。食べるの楽しみだな。」
旦那:「え?手作り?機械にやらせたやつでしょ?」
な、なんですか、その言い草は。
確かに材料計ってセットしておくだけだけど、レーズンパンにはよりレーズンパンらしくなってもらう為の努力があるっていうのに!
具を混ぜたパンを作る時はいつもそうなんだけど、具入れブザーというのが鳴ったタイミングで「それ!」と言わんばかりに用意していた具を入れる。この具入れブザーは練りのコネコネが始まってしばらくしてから鳴るので、パンの種は既にもっちりとハリがある状態になっている。指で触るとプニプニしてて、指を埋め込むと押し戻されるような抵抗感を感じる状態だ。
説明書に従うと、レーズンをそのままザッと上から入れるだけなんだけど、ここで問題発生。機械が生地とレーズンを混ぜコネし始めてもレーズンの音がカララカララと始終聞こえたままなのだ。明らかに混ざっていない気がする。
心配して上の覗き窓から様子を伺ってみた。生地の周りに張り付いたレーズンが次の回転の時に振り落とされて、の繰り返しをしてるではないか!運良く生地の中に練り込まれるのは10粒中1粒か2粒といった所であろうか。
ここが、まず努力ポイント1。本当だったら放っておいていい所をきちんと過程を見守っていた。
(でも、きっと発酵が始まるまでにはなんとなくレーズンが中に混ざっているんだろう・・・)
そんな期待も虚しく機械音が止まり静かに発酵が始まったパンを眺めると、悲しくも
生地の周りにレーズンが取り残されているのだった。
これではいかん!
奮起した私はおもむろに蓋を開け、取り残されたレーズンをすくって手に取り一粒一粒生地の中に埋め込んでいく作業を始めた。
人差し指でぎゅぅ
あ、もひとつ人差し指でぎゅぅぅ
お分かりだと思うが、この辺が努力ポイント2だ。
レーズンの位置が偏ってもいけないので、まんべんなくあらゆる角度から押して込んでいく。
ぎゅうぅぅ
あ、そーれぎゅぅぅぅ
右の方から押すとさっき左から入れたレーズンが表面にむにぃぃぃと押し出される。
・・・なんて作業効率の悪い・・・
ぎゅうぅぅぅ
ぎゅぅうう
格闘すること数分間、私の手によってレーズンは全てなんとなく押し込まれた。
ほとんど機械任せには代わりないけど、ちょっと手作りした気持ちだ。
かくして出来上がったパンはほどよくレーズンも混ざり、美味しく焼けていたよ。
ちなみにその後思いついたこと。
ぎゅうぅぅの過程をなくす為に具入れブザーを無視して、説明書も無視して最初っから入れるというやり方だ。
生地全体につぶれて細かくなったレーズンが練り込まれて、またほどよくレーズンの形も残ってて申し分ない。この方法だとまさに旦那の言う所の機械にやらせたパンなんだけど、美味しいし、何よりお手軽といったところかな。

このパンは
ツインバード ホームベーカリーで焼きました。
ツインバードホームベーカリー (PY-D532W)
Posted by JOJO at 10:30