Hiromiを尋ねて
以前働いていた会社の同僚がサンフランシスコに住んでいる。
今回の旅行の2日間は彼女の家を訪れることにした。前回、彼女の家を訪れたのは1年8ヶ月前。その時はフロリダのタンパの家にお邪魔した。4日間ほど泊めてくれたのだが、到着一日目の夜、私は彼女の旦那さんが作ってくれたマティーニが美味しくて、つい雰囲気で4杯ほど飲んでしまったのだ。その後2日酔いならぬ3日酔いになり、I'm still very hung over...幾度となくその言葉を発した。二日酔いでも彼らは面倒を良く見てくれて、あちこちいろんな所に連れて行ってくれた。二日酔いじゃなかったら、もっと楽しめただろうと後悔する時には既に遅かった。
だから、「今回は2日酔いにはならないように気をつけよう」と心に決めていた。
朝、手馴れた手順でカルトレインに乗り、4th/King駅まで行くと、彼女は車で迎えに来てくれていた。「久しぶりー」とハグを交わし、車に乗り込んだ後、思い出話に花が咲く。
4th/Kingからさほど遠くない家に到着、彼女の旦那さんに挨拶をした。
It's so good to see you!!
そう。彼女の旦那さんはアメリカ人である。アメリカに来て4日目、少しは聞き取れるようになってきたかな、昨日英語のレッスンも受けたし、と思いながら臨んだ旦那さんとの会話だったが、やっぱりネイティブスピーカーの英語は早かった・・・
いくつか質問を受けるものの、「???」となってしまう私。Hiromiが彼の言ったことを
ゆっくり区切って言い直してくれる。改めて聞くと、とても単純な質問だったということが何回か続き、私の自信は少しへこむのだった。
しかし、これごときでめげてはいけない。せっかく英語の環境にいるのだから。
旦那さんは、「何か飲む?」と言って来た。もちろん、お酒である。ウェルカムドリンク、悪くない。しかし、今はまだAM11:30だよ!?飲みたい気持ちをグッと抑え、また二日酔いにはなりたくないから、今はいらない、と言った。
旦那さんはニヤリとした。(笑
ランチとショッピングを兼ねてサンフランシスコ市内に繰り出すことになった。旦那さんは仕事の為、Hiromiと私で出かける。彼女といる時はもちろん日本語だ。英語で過ごしたい、と伝えることも出来たのだけど、彼女といる時間を楽しく過ごしたかったから、そのお願いは取り消した。だって、意思疎通できない辛さよく知ってるもの。
まず始めに行ったユニオンストリートは、ブティックが立ち並ぶ通り。洋服を売っているお店が多いのだけど、家具やさんや、雑貨やさんなんかもあってブラリとするには楽しめる。世界中のチョコレートをセレクトしてるお店もあった。
続いて、有名なロンバートストリート(世界一曲がりくねった道)を車で通り、チャイナタウンを抜けてコイトタワーに行く。しばし高い位置からサンフランシスコ市内を眺めた後、ダウンタウンへと移動した。
ランチはユニオンスクエアから徒歩5分ほど離れた所にあるアルマーニの中のお店の中のレストラン。再会を祝って、スパークリングワインで乾杯。一階にある、そのスペースは、商品を見ながら座るような感じ。カウンター席だけど、料理は美味しかった。見上げると、2Fにきちんとしたレストランがある風。
さて、腹も落ち着いたし、さらにショッピングに行きますか。
数々のブランド店を見て周り、アルマーニエクスチェンジで彼女も私も気に入ったものを見つけた。支払をしようとしたその時。彼女が言った。
「あれ?クレジットカードがない」
お財布の中にも鞄の中にも見当たらないとおっしゃる。確か、彼女はさっきユニオンストリートのお店で服を買っていた時にクレジットカードを持っていた気がする。
それが、ない???
私だったら、急に青ざめて気が動転しちゃう所なのに、なぜか彼女は落ち着き払って
「あれ~?どこだっけ。ま、いいや。どっかにあるでしょう。きっと車の中かな~」なんて感じだ。
そしてしばらくして、「ちょっと見てくるから、JOJOはここのお店で待っててね」って言い残して駐車場に戻った。
十数分後、「車の中にはなかったんだけど、さっきお買い物した所に忘れてたみたい。へへへ」という感じで戻ってきた。
へへへじゃないだろう・・・・そう思ったんだけど、でもま、それがHiromiらしいと言えばそうなので、妙に納得するのだった。
カードを取りに行って、家に帰る頃には既に夕方になっていた。今日の夕飯は、旦那さんがバーべキューをしてくれるという。ここはマンションの7階。広いバルコニーにバーベキューのアイテムが設置されていた。
Hiromiがその他のおかずを作ってくれている間、何もお手伝いすることないよ、と言われたので、彼らの愛犬、Neroと遊ぶことにした。Neroは、日本の犬だ。そう、Sonyの・・・。初めて触るAibo。自分で勝手に遊ぶし、言葉覚えるし、バッテリーがなくなったら自らステーションに戻るし、驚きばかりだった。
顎の下をなでるとスリスリと寄せてきて、本当になつかれている感じ。母体は一緒でも、それぞれの家庭環境でAiboに個性が出るのだそう。また、ペットロボットの先端の技術を垣間見た気がした。
夕食は、Hiromiの時々の日本語翻訳付きで話が弾んだ。ワインとバーベキューされた肉に、ほうれん草のクリーム煮。
いやぁ、楽しい夜じゃないか!
Posted by JOJO at 15:10